めっき臭い原因は？

めっき工場内や工場近くでは、特有の刺激臭がします。
刺激臭の原因は、前処理工程における 酸洗・電解脱脂槽、めっき槽から発生する酸性ガス・アルカリミストなどによるものです。

弊社の装置では、低電流密度に設定し　めっき効率が向上したことで、めっき槽から発生するアルカリミストが抑制され、刺激臭の原因では無くなりました。
従って、酸洗・電解脱脂槽からの発生を集中的に排気対策すれば「めっき臭くない工場」が実現することになります。

それも「より少ない排気量で」可能です。

弊社めっき装置はエレベーター方式です。
そのため、酸洗・電解脱脂槽の側面・上部に排気ケーシングが設置出来ます。
ケーシング間をPVC板で連結し、移動方向は最小限なるように出入り口をカバーすることで発生源を囲い込むことになります。

アルカリ系 制御風速 0.3m/min・酸系制御風速 0.5m/minにて、36m³/min・60m³/min。
合計96m³/minの排気量で効率的に排気出来ます。

従来は、250m³/minを 4台を設置していましたが、現在はその他の排気量を含めて 250m³/min。
洗浄塔(排気ファン 7.5kw・循環ポンプ 2.2kｗ）1台で「めっき臭くない工場」が実現します。

低電流密度設定と効率良い排気により、付帯機器駆動に関わる電気使用量も削減となります。
膜厚析出に関わる、装置駆動に関わる、付帯機器駆動に関わる電気使用量削減は工夫次第です。
弊社にご相談ください。

地球環境負荷軽減・CO2発生量削減は、理解を深めれば実現出来ます。

次回vol.254では、【蓋付きバレルドラムと蓋なしバレルドラム】をお伝えします。

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
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