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ランニングコスト試算(ドラム内陽極・通電時電圧降下方式の場合) vol.2752024.05.13

ランニングコスト試算(ドラム内陽極・通電時電圧降下方式の場合)

弊社 新システムバレルめっき装置「蓋なし・ドラム内陽極・通電時電圧方式」のランニングコスト(使用量)試算の1例を記します。

以下、使用量1~6各項目の数値に貴社での現状コスト単価を掛け、ご使用装置の総ランニングコストとの比較をお試しください。
また総計を生産量(kg)で割ることで、製品1kg当たりのランニングコストが算出できます。

「蓋無し・ドラム内陽極・通電時電圧降下方式」

【装置仕様】
  タクトタイム 5分
  稼動時間 24h/月・30日/月
  稼働率 93%
  処理量 8,035バレル/月
  生産量 800T/月
  投入量 100kg/バレル
  投入表面積 1,000dm2/バレル
  電流密度 0.35A/dm2
  めっき時間 120分
  膜厚仕様 8μm

 

1. 電気使用量 67,975kwh/月
1) 膜厚析出に関わる電気使用量  24,775kwh/月
2) 装置駆動・付帯機器駆動に関わる電気使用量 43,200kwh/月

2. 薬品補給量 2,411L/各工程
汲み出し量 0.3L/バレル × 8,035バレル/月 = 2,411L/各工程

3. 亜鉛金属使用量 4,590kg/月 + 汲み出し 39kg/月 = 4,629kg/月
1,000dm2/バレル × 8μm × 0.0714 × 8,035バレル/月 = 4,590kg/月

4. ガス使用量(LNG) 8,000m3/月
ベーキング炉 4,200m3/月 + ボイラー 3,800m3/月

5. 給水使用量 1,440m3/月
給水量 2m2/時 × 24時/月 × 30日/月 = 1,440m3/月

6. 排水処理費用 1,440m3/月

※上記数値は試算1例です。
数値は環境他諸条件により変動します。
装置ご相談の際は、詳細データを調査し現状ランニングコストを試算いたします。

 

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
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