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最新バレルめっき装置の現状 vol.105 2013.12.24

最新バレルめっき装置の現状

1 製品毎の膜厚コントロール可能
従来は、製品毎に『表面積』や『形状』によってバレルへの投入量を調整
していました。
また、膜厚のバラツキ(膜厚精度)にも妥協が必要でした。

しかし現在では、必要とするところに必要な膜厚を折出させる事が出来ます。
製品毎の特徴を考慮してバレルドラムを設計し、通電量・通電時間・回転数を
調整可能にしているのです。

2 積算電流計の活用・節電
積算電流計は、使用電気量、現状使用されている電気量を常時表示・記録
しています。
現在、原発ゼロに端を発した電気代金の上昇が製造業を苦しめています。
弊社は、「チャレンジ 50」で提案の使用電気量の削減を確認するだけでは
なく、更なる節電のお役に立つ事が出来ます。

製品毎の表面積が変動すれば通電量も変動します。
従来は通電量が一定でしたが現在は通電量が変動します、つまり、表面積の大きな
ものは通電量が大きく、表面積の小さなものは通電量が少なくなります。
通電量の大きい製品を続けて流すと電解熱の為に めっき液の上昇が起こります。
その為にチラーユニットが作動して冷却システムが働きます。
電気量が上昇します。
従来は気が付かなかった現象を捉える事が、更なる節電に役立ちます。

3 製品毎のデーター・めっき工程履歴管理可能
製品重量・表面積・膜厚・ベーキング有無・クロメート選択等のデーター管理
から製品のめっき工程履歴も記録出来ます。トラブル対応に安心です。
また、ベーキング処理の選択も可能です。
履歴管理をすることで安全を保証出来ます。製品の出荷時間予測も可能です。

弊社の装置は未だ発展途中です。皆様のご要望が弊社のバレルめっき装置を進化
させてまいりました。
更なる進化の為に皆様のご要望をお聞かせください。お願い申し上げます。

 

ご相談は、省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作へ
http://www.mitaka-seisaku.co.jp/contact/

株式会社 三隆製作

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静岡県浜松市浜名区染地台六丁目5番12号
TEL:053-584-5539(代)
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