地球にやさしいめっき設備を求めて vol.1422016.08.11
地球にやさしいめっき設備を求めて
長物サイズ(~200mm )・普通サイズを同じラインで生産、ランニングコストを8円/kg
最新ライン (ジンケート浴) における電気使用量 「少ない電気使用量で」
【設備仕様】
1.タクトタイム 4分タクト
2.めっき時間 88分
3. 処理製品 ボルト類
通常サイズ(M6~M16) 長さ100mm以下 平均投入量 112kg/バレル
長物サイズ ~200mm (投入量は調整必要有り)
4.生産能力 (稼働日数・24時/日・25日/月・稼働率 90%) 900T/月
5.ベーキング仕様有り 連続ベーキング処理炉
1.膜厚
長物サイズ M10×150mm
表面積 6.5dm2/kg
投入量 80kg/バレル
電流密度 0.5A/dm2
軸部の膜厚平均 9.92μm、 頭部の膜厚 平均 15.41μm、 膜厚差平均 5.49μm
通常サイズ 表面積 平均値 10.5μm/kg 電流密度 0.45A/dm2
平均投入量 112kg/バレル × 10.5um/kg × 0.45K/dm2 = 530A/バレル
2.電気使用量
171.4/h × 24時/日 × 25日/月 × 0.9(稼働率) = 92,556kwh/月
従来の電気使用量の1/3に削減 !!
削減電気量 180,000kwh/月・216万kwh/年
二酸化炭素削減量 216万kmh/年 × 5.5t-CO2/万kwh
年間では、 1,188t-CO2/年削減に相当します。
1) 整流器駆動
長物サイズ 5V × 248A ÷ 1000 ÷ 0.92 × 22(整流器台数) = 29.65kw/h
通常サイズ 8V × 530A ÷ 1000 ÷ 0.92 × 22(整流器台数) = 101.4kw/h
2) 装置駆動・附帯機器駆動 70kw/h
3.電気代
電気代(18円/kwh)で計算した場合 ※電力会社との契約により異なります。
92,556kwh/月 × 18円/kwh = 1,666,008円/月
1,666,008円/月 ÷ 900T/月 = 1.85円/kg
最新ラインにおける薬品使用量 「少ない薬品使用量で」
汲み出し量 ( 0.5L/回 ) 0.5L/回 × 60分/4分 = 7.5L/時
生産能力 900T/月の設備は、従来 処理量(平均処理量 56kg/バレル~70kg/バレル)にてタクトタイム2分~2.5分の仕様になります。
その場合汲み出し量(1.5L~2.0L/回)、汲み出し回数 30回~24回/時、36L~40L/時
従って、薬品汲み出し量が従来の1/5になります。
亜鉛板の使用量は変動しません、
光沢剤使用量は電気使用量に比例します。
汲み出し量の削減と汲み出し回数の削減効果により薬品使用量としては従来の1/3に削減!!
※ 薬品 (前処理剤・光沢剤・亜鉛板・硝酸・クロメート補給剤)
最新ラインにおける給水使用量 「少ない給水使用量で」
薬品の汲み出し量が1/5に削減されれば、自ずと給水使用量を削減しても問題は無くなります。
排水処理場への負荷が軽減されます。
貴方の排水処理費用は、○ 円/m3?
排水処理費用 200円/m3 ~ 300円/m3
給水使用量 5T/時 × 24時/日 × 25日/月 = 3,000m3/月
排水処理費用 60万円/月 ~ 90万円/月
最新ラインにおけるガス使用量 ( LPG・LNG ) 「少ないガス使用量で」
LPG 4.14m3/h × 24時/日 × 25日/月 = 2,484m3/月 29,808m/年
弊社ベーキング炉の燃費は、他社製の1/5です。
他社製連続ベーキング炉LPG使用削減量 9,93633/月 119,232m3/年
1単位当たりのCO2排出量は、(LPGのCO2排出係数 3.0t-CO2/t)
119,232m3/年 × 6kg/m3 = 715,392kg/年 ≒ 715t
715t×3.0t-CO2/t=2,145t-CO2年 削減
弊社めっき装置はCO2削減にも寄与しています。
以下、連続ベーキング熱量計算を参照してください。
昨年 搬入した以下の装置は、
経済産業省 中小企業向け優遇税制制度で「最先端めっき装置」として認証を受けました。
1 亜鉛バレルめっき装置(連続ベーキング炉付き)
2 亜鉛静止めっき装置(サブライン付き)
ご相談は、省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作へ
http://www.mitaka-seisaku.co.jp/contact/
〒434-0046
静岡県浜松市浜名区染地台六丁目5番12号
TEL:053-584-5539(代)
FAX:053-584-5540
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