三隆製作の亜鉛バレルめっきシステムは、ランニングコストを削減します! vol.1452016.09.30
三隆製作の亜鉛バレルめっきシステムは、ランニングコストを削減します!
1. 削減可能ランニングコスト「電気使用量」
<従来方法>では・・・
電流密度 1.0A/dm2
めっき時間 60分
折出膜厚平均値 11.4μm(めっき効率 67%)
M6 × 15mm(15dm2/kg) 50kg/バレル・750A/バレル
電気使用量
15V×750A÷1000÷0.71(サイリスタ型 整流器) = 15.84kwh
<三隆めっきシステム>は・・・
電流密度 0.45A/dm2
めっき時間 90分
折出膜厚平均値 11.5μm(めっき効率 100%)
M6 × 15mm(15dm2/kg) 50kg/バレル・338A/バレル
電気使用量
6V×338A÷1000÷0.92(インバーター型 整流器)×90分/60分 = 3.3kwh
<三隆めっきシステム>は、少ない電気使用量で、従来と同じ膜厚を確保することが出来ます。
このことより、生産量1,000T/月のラインでは、
一か月あたり210,000kwhの電気使用量削減。
年間では、2,520,000kwhが削減出来ます。
削減した年間2,520,000kwhの電気使用量は、二酸化炭素排出量1,386T-CO2/年に換算出来ます。
電気代で考えると、単価 20円/kwhであれば、年間 5,040万円の節約になります。
単価15円/kwhであれば、年間 3,780万円の節約になります。
2. 削減可能ランニングコスト「薬品使用量」
バレルめっきの場合は、静止ラインと比べて、バレルドラムによる汲み出し量を補給する為、4倍程度の薬品を使用する事になります。
その原因は表面張力の悪戯です。バレルの水抜き穴に薬液が溜まって汲み出しています。
汲み出し量は穴径にもよりますが、3mmの丸穴で1回あたり、1.5L~2.0L/バレルと言われています。
定期的に薬品を補給するとき汲み出し量がわかります。
汲み出し量を減らせば薬品使用量は削減出来ます。
表面張力の悪戯が出来ない形状の水抜き穴にすれば良いのです。
弊社では長穴を採用しています。勿論、製品の形状を考慮してサイズを決めます。
更に大事な事は液切り動作を加える事です。
このことより、弊社バレルドラムの汲み出し量は0.5L/バレルです。
従来と比べて1/3~1/4に削減出来ます。クロメート処理工程でも同様な考え方で汲み出し量を削減します。
汲み出し回数を減らす事は、薬品使用量に大きく影響をします。
そして投入量を2倍にすればタクトタイムは2倍になり、汲み出し回数は1/2に減ります。
同時に 実践すれば薬品使用量を従来の1/6~1/8に削減出来ます。
薬品の補給量が減れば排水処理負担が軽減します、給水使用量も減らせます。
※ 現状御使用ラインのランニングコストを確認したい場合は、相談会にご予約ください。
毎月 第2・第3週 月曜日~金曜日の午後に、1組の御予約を受け付けています。
省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作<お問い合わせ先>
http://www.mitaka-seisaku.co.jp/contact/
〒434-0046
静岡県浜松市浜名区染地台六丁目5番12号
TEL:053-584-5539(代)
FAX:053-584-5540
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