鉄材に亜鉛めっきを施した場合、膜厚を安定させるために化成被膜(クロメート処理)を施す装置です。

ワーク形状によりますが、厚い化成被膜を形成させることが重要です。

めっき耐腐食性能は、白錆 70時間以上・赤錆 300時間以上
白錆 : 化成被膜が破壊されるまでの時間
赤錆 : 亜鉛膜厚が破壊されるまでの時間

薬品の性能が重要ですが、ワークに均一で厚い化成被膜が形成される事が重要になります。
そのため、薬液中にワークを浮遊させるイメージで処理させます。

弊社クロメート処理装置は、処理カゴ(脱水機用)内で製品を浮遊させる上下撹拌機構を備えています。
視覚的には捉えられませんが、スロー撮影動画がありますので以下をご覧ください。

「紹介動画」クロメート撹拌機構(ワッシャー)・(フランジナット)