連続ベーキング処理装置
高炭素鋼材料は、酸洗・めっき工程等で素材中に水素が入り込み、応力集中により材料破壊が起こることがあります。
その対策として、水素を除去するベーキング処理を行います。
素材を200℃に昇温させて4時間以上保持することで素材から水素が無くなると考えられています。
弊社の連続ベーキング炉は、めっき後のワークを脱水機用処理カゴに明け換えて、硝酸 – 水洗 – 水洗 – 脱水乾燥 – 段積みし、炉内へ移送する方法です。
昇温時間(2時間)、200℃ ± 10℃(4時間以上キープ)
炉内停滞させてから、処理カゴのままクロメート処理・脱水乾燥工程を実施します。
ベーキング処理は粗利益率が高くなります。
弊社の連続ベーキング炉は、インライン化されているため人件費もかかりません。