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Vol.282  付帯機器駆動に関わる電気使用量削減方法2024.10.07

付帯機器駆動に関わる電気使用量削減方法

めっき装置の付帯機器の中で、電気使用量が大きいものとして、大容量機器のチラーユニット・洗浄塔があります。
チラーユニット・洗浄等の電気使用量を減らすことが出来れば大きな削減になります。

チラーユニットの場合、電解熱の発生量削減がチラーユニット電気使用量削減になります。
電解熱の発生量削減は、vol.281でも述べました「膜厚析出に関わる電気使用量を削減」するための、「低電流密度・めっき時間確保・ドラム内陽極併用方式」の採用で可能となります。
従来の1/4程度まで削減可能となります。(※当社比)

また、洗浄塔の場合は排気量を減らすことで削減します。
めっき臭の元は酸性ガス・アルカリミストで、発生源は酸洗・電解脱脂槽に限定されます。
エレベーター方式のめっき装置であれば、「酸洗・電解脱脂槽」を囲い込む方法で排気ケーシングを配置し、出入り口を最少限の大きさにカバーすることで、排気量を小さく、かつ効果的にガス排出し、工場内への拡散を防止します。「めっき臭くない工場」が実現します。
上記の方法では、臭いを削減するだけでなく、排気量を250m3/min程度に削減出来ます。

また、めっき槽も低電流密度設定によりアルカリミスト発生が抑制されています。
従来の1/4程度で30kw/hの電気使用量削減効果があります。

 

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
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